2022.09.14
日時:2022.09.03
場所:浜町支店 食堂
- 動画講習 -過積載について-
トラックに過剰な重量の荷物を積んだ状態を過積載と呼びます。
過積載はシートベルト非着用、違法駐車と並び新交通三悪と称されている行為です。
この新交通三悪、目で見てわかる違反として括られているそうで、過積載も見ただけで判別がついてしまうようです。
過積載が発覚した場合、以下のような処分が下されます。
- 荷主 ・・・再発防止命令
- 会社 ・・・事業許可取り消し・停止
- ドライバー・・・減点・罰金・損害賠償責任
荷主様にまで声がかかる点からも、国は深刻な違反だと定めている事が伺えます。
さて、それでは過積載の状態が引き起こす実害を考えてみましょう。
まずは車両への影響です。
重量が増えると車の制動力が落ちます。つまり車が止まりにくくなってしまいます。
車間距離とブレーキをかけるタイミングを誤って追突事故を起こしてしまうリスクが上がることが予想できます。
また車体のバランスが崩れてしまい曲がった際に横転、トレーラーであればジャックナイフ現象が起きてしまうかもしれません。
許容を超えた重量を載せて走っているので車体の寿命も縮めてしまう事でしょう。
次は路面への影響です。
道路は一生モノではありません。時期が来たら交換やメンテナンスの必要が発生します。
過積載はトラックの車体同様に路面の寿命を縮め、交換のサイクルを早めてしまう恐れがあります。
最後に環境への影響です。
トラックに無理をさせると燃費が落ち、普段以上の排気物質を排出してしまいます。
エコや脱炭素が謳われる昨今では環境への配慮も必要です。
これからの未来はもちろん、我々が背負う看板をより良い方向へ見てもらうためにも、環境に優しい運転が求められるわけですね。
- 最後は皆でバック時のルールを唱和
今月は事故ゼロ月間、テーマは「後方注意」です。
無事故成果褒賞が射程距離に入りました。基本に忠実に、最後まで油断せず無事故を継続しましょう。