2024.05.17
2024年5月11日に、当社浜町支店で安全会議が開催されました。
議題① 菊池支店長挨拶
今季2か月目に入りました。
4月は全店で車両事故ゼロでした。AIドラレコのベラスコア平均点が上昇傾向です。
また安全パトロールで安全意識の向上も感じております。
引き続き事故ゼロを目指して宜しくお願い致します。
議題2 安全12項目 (速度について・子供に注意すること)
①速度について
法定速度は法律で定められた速度であり、制限速度は標識で制限された速度です。
制限速度に関しては、各所の道路状況に応じて定められています。
歩行者との事故による死亡率は10km/h毎に3倍になります。
通学路などにあるゾーン30はそのデータを基に設けられています。
そのなかで「速度の質」にこだわってほしいです。
事故事例で、徐行してバスの横を通行したが対向車が待ってくれていたので
徐行から加速し始めたところにバスの陰から飛び出した子供と接触してしまった内容です。
この事故の原因としてはバスの陰から人が出てくるかもしれないと想定し、一時停止するべきでした。
また、アクセルではなくブレーキに足を乗せて「構えブレーキ」を行うことも重要です。
徐行をすることも重要ですが道交法を守るだけでは事故は完全に防げません。
「死角で見えないところを通行する際には構えブレーキをしましょう」
②5月に気を付けておきたい子どもの事故
5月~6月は子どもとの事故が多発傾向にあります。時間帯としては平日の放課後の時間に集中してます。
子どもは歩道にいても急に飛び出したりしてくることがあります。
子どもの飛び出しによるヒヤリ事例の映像を確認すると、子どもたちの横を通過する前に減速をしています。
危険を察知して「かもしれない運転」を行って事故を回避できた事例になります。
上記のような運転の行動パターンを行うことで事故の回避率を下げることができます。
また、子どもたちの存在を認知するために「耳からの情報をとること」も重要です。窓を開けて確認できるようにしましょう。
危ないと思ったら減速をする・窓を開けて耳からの情報をとることで大人は子どもたちを守る運転を意識しましょう。
議題3 事故防止にむけて
安全管理課より、近藤顧問に来ていただきました。
103期はトラック事故は10件とリフト事故が7件でした。
102期に比べてトラック事故17件から半減しましたが、リフト事故2件から増加してしまいました。
原因としては確認不足が割合を多く占めております。
運転の要素は①認知⇒②判断⇒③操作で行われます。そのうちの①認知を正しく行うことが重要です。
認知を正しく行うためには「わき見をしない」「右左折時の徐行から安全確認」「適切な車間距離確保」
「安全速度の遵守」「危険予知」「健康維持」が重要となります。
焦る状況など、普段とは違う動きをしなければいけない時には一呼吸置くことが大事です。
緑内障は40代頃から二人に一人がかかる病気です。緑内障になるとトンネルから出た際になかなか視界が戻らないなど、運転するにあたって大変危険な状況になることがあります。
視力検査などは健康診断で行いますが、眼圧検査などは病院に受診しないとできません。
眼は認知を行う上でとても大切なものであります。大事にするようにしてください。
最後に中根班長を筆頭にバック時の社内ルールを皆さんで唱和いたしました。
引き続き事故ゼロを皆さんで目指していきましょう!
次回の開催は 2024年6月1日(土)予定です。